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トリエンナーレ ティータイムトーク4「2013-2016の3年間とその前後を語る」

久門剛史

3年前の出合いなど

あいちトリエンナーレ2016豊橋会場の開発ビル5Fの開放的なスペースを使い、印象的なインスタレーションを展開している久門剛史さん。4回目となるティータイム・トークは出展アーティストである久門剛史さんをお招きして、担当キュレーター服部浩之さんとの対談形式で行いました。開演前はこんな風にみずのうえの前で、ゆったりとおくつろぎ。開始時間になるとぎっしりのお客さん。

2013年の国際芸術センター青森が主催する「アーティスト・イン・レジデンス Exchange-種を植える」にての作品、そして制作の様子、お二人の出合いなどを振り返りつつ、3年後である「あいちトリエンナーレ2016」の作品について語っていただきました。

今回の展示作品、鏡を使った時計。青森の時にはミラーボール状だったものが、豊橋会場では上から目線で、しかと眺めてしまえる展示に変化していました。そのような過去の作品とのつながりなども動画を流しながら、楽しそうに説明してくれました。また、2015年、京都「元・崇仁小学校」の教室を使った展示作品の取り組みや、ユニークな自宅の様子などなど、終始なごやかに、そしてざっくばらんにお話いただきました。

開発ビル5F [T-16]久門剛史 PAUSE

鏡と時計を使った作品。時間を束ねて放り投げたような面白さ。天井に反射したものが、ちょっとレコードのレーベルのように見えるなぁと思っていたら、蚕が桑の葉を食べている様子と曰った人もいた。あら!その昔、豊橋は養蚕業、製糸業が盛んだったのですよ。桑の葉を栽培してる農家さんも多かったし。狙った?・・・ワケないって。

久門さんの作品は、その場にいるからこそ出逢えるもの、感じられるものに自然体で絡め取られてしまう仕掛けなのか?開発ビル。全面ガラス張りの広いスペース。ここは特に黄昏時がオススメ。揺らめくカーテンが夕陽に染まり、そっと非日常と日常が交差します。

しかし、アルミ枠に白いカーテン、やっぱり日常が勝ってる感が残ります。そこが旨いところかなと。よーし弄ばれてしまおうと、気軽にシーンに入っていけてしまう。会場が混み合ってる時は避けた方が良さそうですけどね。そしてなんと言っても音の使い方。空調の音が少し増幅されずっと流れていて、リアルっぽいけど反復してるのですよ。音を主にしてこの場に向き合うと、偶然と計算が面白い事になってるようだぞと気づいてハッとするし、さらにこのビルの佇まいが思いがけない追い打ちをかけていると体感できるのです。映画のシーンようでもあるけれど、映画のようには決して再現できない偶然と計算がぶつかり合う作品との出逢いでした。

【告知】トリエンナーレ ティータイム トーク4 久門剛史×服部浩之 2013-2016の3年間とその前後を語る。

スピーカー:久門 剛史(あいちトリエンナーレ2016 アーティスト)
      服部 浩之 ( あいちトリエンナーレ2016 キュレーター )

豊橋会場の出展アーティストである久門剛史さんと担当しているキュレーターの服部浩之さんが登場。『トリエンナーレ』とはイタリア語で3年に1度の意味を示しますが、折しも2人の初仕事も3年前の2013年にあたります。それから3年後、あいちトリエンナーレの豊橋会場で彼らは再び活動することになりました。そこで今回はこの3年を軸に、彼らの軌跡とその前後の動向を振返りながら、作品制作やその活動について語っていただきます。

日時 2016年9月25日(日) 17:00~18:30
会場 みずのうえビジターセンター[入場無料]20席程度 (先着順)
主催 豊橋市駅前大通地区まちなみデザイン会議
(豊橋市制施行110周年記念事業市民提案イベント)
問合せ 建築クロノ TEL:0532-56-0170



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