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豊橋駅前のエリアマネジメント協議会「豊橋まちなか会議(Toyohashi Machinaka Conference, TMC)」の設立

1.設立

  • 2018年9月25日、エリアマネジメント協議会「豊橋まちなか会議」を設立いたしました。
    エリアマネジメント部会での1年間の議論をもとに、駅デザ会議会員を中心に駅前大通地区に関わりの深い企業、大学、団体、自治会により組成しました。より多くの人が豊橋のまちなかにアクティブに関わる場を作るための第一歩です。

2.経緯

  • 豊橋のまちなかが1990年代頃から衰退してくるなかで、多様な主体による多くの事業や活動が行われてきた。そのようななか豊橋駅前大通地区では、エリアに関わる主要な企業、大学、団体、自治会、行政が参加して、民間主導で2008年に『豊橋駅前大通地区まちなみデザイン会議(略:駅デザ会議)』が設立された。駅デザ会議は、参加主体間でエリアの将来像を共有すべく「豊橋駅前大通南地区まちづくりビジョン」を作成するとともに、様々な提案の受入・調整機関としての役割を担った。
  • 駅デザ会議の運営のなかで、ビジョン実現のための企画、事業実施のための実働的な組織が必要であることが明らかになってきた。

  • 駅デザ会議の経緯と『まちづくりビジョン』について説明する副会長 黒野有一郎
  • 実働的な組織をつくるため、全国的な取り組みが進むエリアマネジメントの事例を研究し、2017年に駅デザ会議内に『エリアマネジメント部会』を設置した。そのなかで体制、事業内容について検討を進めた。
  • エリアマネジメント部会において、多様な主体が参加し調整する場所(=協議会組織)と実行する体制(=法人組織)の二層制とすること、民間主導で行政の協力方法を探ること、多様な主体による活動をエリアの空間と結び付けサポートする事業等(特に公共空間において)を行うこと、情報の集約と効果的な発信を行うこと、が提案された。その後、駅デザ会議総会での報告の後、第1歩として協議会組織の設立に向けて動いてきた。
  • 3.設立への思い

    会長 神野 吾郎

    子供のころから豊橋のまちなかが遊び場であり、まちなかとともに成長した。その後、しばらく離れていて、30代で帰ってきたころにはモータリゼーションの真っただ中。駅に車の乗降場があり、まちなかへの人の流れは寂しくなっていた。本格的にまちに関わったのは、ココラフロントをつくったとき。駅前再開発は初めての事業であり、日本中ときには世界各地を回り、どのような場所にすべきか研究した。

    多くの人の様々な意見をもらったなかで、いまの形になった。その時に特に意識したのは、豊橋駅を『東三河の玄関口』と捉えて、東三河の応接間をつくるということ。豊橋を訪れた方々が地域の人と共有の時間を過ごせる場にしたいと思った。それから10年。時代の流れもあり、ココラフロント周辺、まちなか全体で新しい店舗も増えてきたようであり、徐々にまちなか回帰の流れが生まれてきているように感じる。

    東三河は山から海まで多様な環境がある。工場の印象も強いが、実際は農業・畜産業・水産業なども盛んで、食の生産地という魅力がある。食はその地域にしかない地場のものである。世界中の人が来たくなるような、地域の特色をもった地場のものが集約された『豊橋まちなかの場所』を作りたいと自分は思う。

    魅力的な場所ができるためには、魅力的なコミュニティがその背後に必要だと思っている。このコミュニティを豊橋まちなか会議を通して作っていけたらと思う。様々な方が活躍できるようバックアップし、そのための舞台を作ること。そしてその仕組みを使って多くの方々に輝いてもらうこと。そんな事業をしていきたい。

    本日、設立総会に参加された会員の方に限らず、豊橋のまちなかを魅力的な場所にしたいと願う全ての方のご意見、ご協力を頂きながら、思いを具現化できる組織にしていけたらと思う。

    理事 駅デザ会議会長 堀 米治

    近年、多くの店がまちなかを離れていって、中心部にひとが集まらない状況ができている。何かしなくては、と色々な活動を行ってきたが、人の回遊は起きていない。行政も南口広場で様々な事業を行ってくれている。

    また今回の豊橋まちなか会議設立とそれに伴う事業も大きな機会。豊橋のまちなかへ人の回遊が広がる動きを作っていきたい。

    理事 駅前大通二丁目自治会長 山本 幸司

    自治会長になって、それまで関わりのなかったまちなか活性に関わる活動に参加するようになって3年になる。自分が住んでいるところが変わっていくことに期待を抱いている。多くの人が訪れる楽しい場所にしたいと思って、これまでも関わってきた。

    3年後には再開発の広場、図書館も完成する。一緒に楽しい場所づくりができたらと思っている。

    理事 豊橋技術科学大学 大貝 彰

    九州から豊橋に引っ越してきたのが1993年。それから30年が過ぎた。当時から中心市街地の様々な事業に関わらせて頂いた。当時は、都心居住の重要性が叫ばれていた時期。都心部の再生計画を作って実施されてきたなかで、ようやく中心部の居住人口も増えてきている。長い年月をかけて、まちも変わってきている。

    そうした背景には地元の方々の活躍があってこそだと思う。本会の設立・活動によって、豊橋のまちなかが益々発展することを祈る。大学からも次世代を担う精力的な先生方に参加してもらい、一緒に取り組んでいきたいと思っている。

    アドバイザー 都市計画家協会 小泉 秀樹

    豊橋まちなかの再生を、コミュニティという側面から考えたいという思いを伺い、お手伝いさせてもらってきた。これまでも本会議の設立のために、多くの方々のお話しを伺う中で、豊橋にはこれまでに無数の方々が多岐にわたるチャレンジをされてきた歴史が積層していることを知った。今後の事業展開にあたっては、この会議の会員はもちろん、思いを持たれている多様な方々にご参加頂き、一緒に考えて進めていけたらと思う。

    世界的な潮流として、地域の様々な主体、組織、人々が協力して、地域共同体をつくり、地域の魅力を高めようという取り組みが多くなっている。豊橋まちなか会議もその潮流の1つである。これまで様々な機会で豊橋の個人、民間企業、大学、NPO、行政など、様々な専門性を持った方々とお会いした。そうした方々とともに、これまでできなかった魅力づくりを行って、東三河全体に波及していくゲートウェイのような『豊橋まちなかの場所づくり』を一緒にできたらと思っている。

    ※全会員の思いを聞くには、時間が足りませんでした。今後の活動の中で改めて、会員の思いをご紹介できたらと思っています。

    4.初年度事業予定

      ●ビジョン策定事業
    • エリアの将来像について協議し、共通理解をはかる。
    • 将来像実現のために解決すべき課題の整理を行い、施策方針を検討する。
    • 施策の実現に向けて必要かつ実施可能な事業を検討し、自ら実施および他主体の実施援助を行う。
    • ●エリア内の空間活用事業
    • 公共空間活用のアイデアを広く募集し、その活動援助を行う。
    • 南口広場の利用を行い、利用方法の検討や促進をはかる。
    • 公益的な活動を行う。
    • ●情報発信事業
    • HPの立ち上げ、エリア情報の発信、蓄積を行う。

今回、豊橋駅前大通地区に以前から関わってこられた企業、団体、自治会を中心に組織を設立いたしました。一方でこれまで部会員として体制や事業方針について検討して下さった方々、またワークショップで様々なアイデアを出してくださった方々にも、この組織を上手く活用して頂ければと思っています。今後、具体的な事業計画・実施をするなかで、お声をかけさせて頂きます。

そして、豊橋まちなか会議の事業方針と合致するアイデアに対しては会議のリソースを最大限使い一緒になって実現していきたい、と思っています。

総会資料一式アーカイブ


[主催・問い合わせ]
豊橋まちなか会議 事務局(担当:小川)
440-0888 豊橋市 駅前大通2-33-1 開発ビル9F
TEL:0532-43-6788 FAX:0532-43-6789 [問い合わせフォーム]






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